トップページ > 記事閲覧
 中国の土地政策(2) 日時 : 2012/05/09 23:16
名前 :

6、 土地の権利
   革命後の1949年から、地主などを打倒し、土地を皆に分けた。しかし1958年からの人民公社運動で、土地を回収され、公的物になってしまった。その後村人は集団農作業をやって、生活はずっと苦しかった。1970年代、耕地拡大のため、村のお墓の土地を平らにして耕地にした。お墓参りの伝統も一時廃止になった。

7、 改革開放
   1983年から、人見公社を解散し、農地を村人個人に請負わせ、その結果だんだん生活がよくなっていった。1990年代から、豊かになった村人は新しい家を建てる時期に入り、「住宅基本地」政策が出て、どの村も、村の中心に通した一本の通りの両サイドに、まるで「非」の字のように区画を作り、各家にほぼ同じ面積の住宅基本地を与え、古い家をどんどん壊し、だいたい同じ風格同じ向きの新しい家を次々と建てた。祖父の古宅も壊され、面積は以前の3分の1となったが、以前あった家の、後ろの庭の位置を住宅基本地として残された。農村の住宅基本地の政策は、農家個人の住宅用地として永年所有出来るが、転売できない。

8、 土地財政
   2000年から、急激な都市化が進み、都市が周りの農地をどんどん飲みこみ、村の環境もどんどん変わった。政府が土地権利を独占し、土地の使用権を売って財政を潤わす。土地に絡む汚職も大量に出ている


つづき、、、
メンテ

題名 スレッドをトップへソート
名前
E-Mail
パスワード (記事メンテ時に使用)
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
コメント

   クッキー保存