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 中国のトイレ事情 日時 : 2008/05/02 17:33
名前 : 張◆GQP10890Qs2

平均的に清潔度が世界一高いトイレに慣れた日本人には、中国のトイレに不慣れで、あるいは苦情を言う方が多かったのですが、中国のトイレも国の発展と共に進化し続けています。しかしやはり日本のトイレと違うところがあります。

その一、空港やホテル、高級レストラン、高級オフィスビルなどの以外では、大体トイレットペーパーは置いてありません。ちり紙の自動販売機もありませんので、用を足す時はあらかじめ用意しなければなりません。

その二、紙は流すのではなく、便器の横にある汚物入れに入れるのが普通です。紙質が原因で詰まってしまいますので、流さないようにしましょう。中国に留学に行ったある若者の話ですが、夏休みに日本に帰り、実家のトイレに入ったら、目の前に汚物入れがないことに不自然さを感じた、ということがあったそうです。

その三、街や駅には、有料トイレがあります。高いところでもせいぜい1元(日本円で15円)で使えます。管理人が入口に座っているので、お金を渡せばいいです。ついでにイレットペーパーももらえます。

その四、人が多い場合は、日本のようにきちんと列を作らず、順番を抜かしていく人が多いので、入口のところでずっと待っていると、いつまでたっても自分の順番が来ないことがあります。

その五、郊外や田舎に行くと、水洗トイレが少ないので、においに耐える覚悟が必要です。

ついでの話ですが、日本の大手トイレ機器メーカーのTOTO、INAXは中国に進出しており、空港などでよく使われ、近年は高級指向の一般家庭でも人気が出て、売上げは伸びています。

中国に行くと、トイレに関して一番大事なのは、ティッシュなどの紙類をいつも身の回りに持っていることです。そうしないと、失敗する目に遭うかもしれませんよ。
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