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 中国の病院は先払い 日時 : 2008/04/10 21:35
名前 : 張◆GQP10890Qs2

もし中国で病気に罹ったら、すぐに病院に行かなければなりません。

個人経営の診療所や小さな病院もありますが、基本的に公立の総合病院のほうがいい設備があり、いいお医者さんがたくさんいます。名前は大抵“○○医院”で、(日本は“○○病院”ですが)、国によっては等級が付けられています。一番上の等級は“三級甲等”略して“三甲”と言います。“三甲”病院には患者さんがその名を頼って遠くからも来ていますので、いつもに人でいっぱいです。

病院についたら、まずホールの窓口で“掛号”、つまりどの科にかかるか診療番号をもらい、また医師も指名できる場合もあり、“掛号費”を支払います。この“掛号費”は診療費と考えていただければ結構です。とても安く、日本円で高くても200円程度で、教授など専門家クラスの医師を指名した場合は多少高くなり、初診の場合はカルテを買う必要もあります。

番号を持って掛かる科に行き、診察してもらいます。処方箋をもらったら、支払いの窓口でお金を支払って、薬の窓口で薬をもらいます。点滴や検査がある場合も、先にお金を支払ってから受けます。

診療代の“掛号費”は安いですが、最近は薬代や検査費用、処置費用のほうが高い場合も多いです。医療保険制度もありますが、多くの場合は先に全額を支払って、その後に請求をして保険負担分が下りてきます。

患者は等級の高い病院に集中し、診察までの待ち時間が長い一方、一般の病院や、個人の病院は患者が少なく、経営難に陥る問題や、また医療費の先払いの問題など、中国の中におけるこのような医療システムに対し不満の声もありますが、現状はしばらく続くでしょう。

日本から行く観光客は、お金を支払うとき、カルテと領収書をもらうことを忘れないでください。日本に帰ったら保険金を請求できますから。
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