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中国語の中の日本語 (後半)
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日時 : 2010/09/25 07:43
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- 名前 : 張◆GQP10890Qs2
- その後、清王朝が滅び中華民国に入って、当時の知識人や政界には日本留学の経験がある人が多くいました。また難しい古文系の文書体から話し言葉に近い「新白話文運動」も盛り上がり、日本新名詞が波に乗ってさらに中国に入り、定着し始めました。
現代の中国語では、常用詞の中で直接「和製漢語」を使った言葉と、「和製漢語」から、少し変化を加えて作った新しい言葉、例えば和製の「電話」から連想して生まれた「電影」、「電視」、「電脳」なども含めると、50%以上にも占めると言われています。
今でも中国の若者の一部が日本製品をボイコットしようとしていますが、自分たちが喋っている言葉の中に日本語がたくさんあることを知ったら、びっくりするでしょう。
中国語になった日本語には、次のようなものがあります: (1) 自然科学や社会科学の基本概念――― 哲学、心理学、論理学、経済学、社会学など (2) 古代漢語に新しい意味を与えたもの(上記以外)――― 人道、革命、共和、憲法、唯心、唯物など (3) 現有の漢字を使って日本で新しく組み合わせてできたもの――― 直接、間接、広義、狭義、主観、客観など (4) 造語力を持つ接尾語,現代中国語で幅広く活躍している――― ~~化、 ~~式、 ~~炎、 ~~力など (5) 当時の新製品や流行のもの――― 電話、 電報、 玩具、 倶楽部など (6) 言葉とともに制度として入ってきたもの――― 派出所
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