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 前門大街が“古く”なりました 日時 : 2009/09/09 08:27
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北京の中心地、天安門広場の南に位置する
前門大街は観光化のため“仿古一条街”に生まれ変わりました。
約2キロの長さの街を、両側全部建て直して、
色も全部灰色(老北京の色)に統一し、
色彩鮮やかな“牌楼”(日本の鳥居みたいなもの)も建てて
広い道の真ん中に路面電車のレールも敷きました。
100年くらい前の前門大街を再現するとの計画です。

去年の北京オリンピックに間に合うよう
急ピッチで建て直しの工事を完了させ、観光客に開放しましたが
いまだに多くの店の内装工事がまだ未完成です。
私が行ったとき、営業している飲食店は少なく
北京ダックの本店“全聚徳”とシュウマイが有名な“都一処”くらいでした。


綺麗で新しい“古い”前門大街を観光して
改めて中国の“観光開発”ブームに感心しました。
特に前門大街のような超巨大規模の街改造工事は
日本だったら絶対スムーズには行かないだろうと
中国政府の“パワー”には感激しましたが、
歴史名城の北京がどこまで変貌していくのか心配もしています。

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